日帰りで介護や機能訓練などを行う施設
デイサービスとは
デイサービスは在宅で生活し、要介護1以上の認定を受けた高齢者が身体介護や機能訓練、レクリエーションなどの介護サービスを日帰りで利用する介護施設のことで、通所介護とも呼ばれています。レクリエーションなどで他の利用者やスタッフとコミュニケーションを取れるので孤立感の解消につながり、介護する家族に休息の時間を提供できる、というメリットもあります。
デイサービスでは食事や入浴、排せつの介助などの身体介護や機能訓練、様々な内容のレクリエーション、利用者の自宅から施設までの送迎などを行っています。
利用者数によって規模が異なる
デイサービスは利用者数によって規模が異なり、月間利用者数300人以下の「地域密着型」、301人以上750人以下の「通常規模型」、751人以上900人以下の「大規模型(Ⅰ)」、900人以上の「大規模型(Ⅱ)」の4つに分けられます。
少人数でゆったりとしたデイサービスと大人数でにぎやかなデイサービスでは、雰囲気も大きく異なるでしょう。
デイサービスの目的
厚生労働省では、「通所介護の事業は、要介護状態となった場合においても、その利用者が可能な限りその居宅において、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう生活機能の維持または向上を目指し、必要な日常生活上の世話及び機能訓練を行うことにより、利用者の社会的孤立感の解消及び心身の機能の維持並びに利用者の家族の身体的及び精神的負担の軽減を図るものでなければならない。」と定義していますが、簡潔にまとめると、「デイサービスは利用者が可能な限り自宅で自立した日常生活を送れるように支援することを目的とした施設」ということです。
そのため、利用者が自宅で閉じこもって孤立感を深めないようにサポートし、心身の機能を維持・向上したり、家族の介護負担を軽減したりする役割を担っています。
利用対象者
要介護認定には大きく分けて「要介護1~5」「要支援1~2」「自立」の3つのカテゴリーがありますが、デイサービスを利用できるのは、要介護1~5の認定を受けた人です。要支援や自立の場合は利用できません。要介護認定は基本的に65歳以上の人が対象ですが、40歳以上65歳までの医療保険加入者で特定疾病を抱えている人も申請できます。
デイサービスの種類
デイサービスには様々な種類がありますが、主に「認知症対応型デイサービス」「リハビリ特化型デイサービス」「お泊りデイサービス」の3つのカテゴリーに分類されます。
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資格について
デイサービスは介護の資格や経験がない人も働きやすい職場ですが、資格があると給与アップにつながり、転職も有利になります。この機会に資格を取得することを前向きに考えてみてはいかがでしょうか。
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